葉酸サプリは、妊娠前から摂取するのが良いっていうのは知っています。
そして、赤ちゃんの体が作られる妊娠初期に、特に葉酸をとった方がいいのも知っています。
でも、いつまで飲んだ方がいいの?いつやめていいの?と気になったので、調べてみました。
葉酸の働きって?
そもそも、葉酸って、なぜ妊娠前後でとった方がいいんだっけ?
葉酸の働きについてまとめてみました。
葉酸のはたらき
・ビタミンB12とともに赤血球の生産を助けるビタミン。
・DNAやRNAなどの核酸やたんぱく質の生合成を促進し、細胞の生産や再生を助ける。
⇒赤血球の生産に重要で、細胞の分裂や成熟に大きくかかわるビタミン。
なるほど。
細胞分裂がたくさん起こっている、妊娠前~妊娠初期にとった方がいい理由はこれだったんですね。
むしろ、不妊治療で採卵をしている時期も、その受精卵の細胞分裂に大きく影響するのでは!?
不妊治療中もサプリ飲んでてよかった?
そして、妊娠中期~後期は、貧血予防のために葉酸摂取が欠かせないようですね。
妊活するまで、葉酸って気をつけてなかったけど、大事なビタミンだったんですね✨
葉酸サプリの摂取はいつからいつまで?
妊活中の方や妊婦さんには常識かもしれませんが、葉酸不足の状態だと、胎児の成長にリスクがともないます。
胎児の細胞分裂が盛んな、妊娠初期(4週~12週)には、先天性の疾患をまねく危険があり、特に、「二分脊椎症」などの神経管閉鎖障害の発症リスクが高くなると言われています。
妊娠中期~後期は、悪性の貧血(巨赤芽球性貧血)になるのを予防するためです。
そして授乳期には、細胞分裂の役割から、赤ちゃんの体の発育と、母体の回復を助けるために必要です。
<葉酸不足だと・・・>
・妊娠初期(4~12週)ー神経系の先天性疾患がおこりやすい(無脳症や下肢の運動障害など)
・妊娠中期~後期 ー悪性の貧血になるリスクがある
・授乳期 ー赤ちゃんの発育と、母体の回復が遅れる可能性がある
⇒葉酸サプリをとった方がいいのは、妊娠前~出産して授乳が終わるまで!!
参考)・葉酸と母子の健康を考える会HPの記事より/・BELTA公式HPの記事より
まさかの、出産後もとった方がいいという結果にビックリ?
母乳は血液で作られているので、母乳産生にも葉酸は大きくかかわっています。
そして、その母乳を通して、赤ちゃんに栄養を届けるだけでなく、葉酸は、赤ちゃん側の細胞分裂を促進させて体の成長を助けています。
母体側では、出産によって傷んだ子宮の回復を助けます。
あらためて、葉酸の役割ってすごいな?
妊娠・出産・子育てには大事な栄養素なんですね。
そして、葉酸の摂取量ですが、
妊娠を計画している女性に望ましい量は1日400μgと言われています。
妊婦への推奨量は440μg。
葉酸400μgを摂るには、ほうれん草なら約200g、1把分。
ほうれん草やブロッコリー、レバーや豆類(納豆など)、日常の食事からも摂取しながら、サプリメントでもしっかりとることが理想的です。
わたしが飲んでいるBELTAのサプリメントは、1日4粒で400μg。
妊婦の今は、あと40μgを食事でとればいいってことだし、十分とれてるかな。
ということで、葉酸サプリは、まだまだ買い続けることになりそうです?
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