妊娠判定日のちがい、hCGと妊娠継続率の関係

不妊治療

妊娠判定の時期って、初期胚(前核期胚)移植と胚盤胞移植で、少し違うことをご存じでしょうか。

私は、判定日の受診は、医師の指示された日に行っていたので、あまり深く考えていませんでしたが、今回知る機会があったので、忘備録としてまとめてみました。

受精から着床までの日数

自然妊娠の場合は、卵巣から排卵した卵子が、精子と出会い受精卵となり、そこから、1~7日ほどかけて胚盤胞となり着床します。

Shinjuku ART Clinic:不妊治療/体外受精 不妊治療の基礎知識

体外・顕微受精では、この受精~胚盤胞までの期間を、培養士さんと培養機器の力を借りて行っています。

シャーレの中で育った初期胚または胚盤胞を、カテーテルを使って子宮へ移植し、着床するのを待ちます。

胚移植の方法

体外受精や顕微受精での凍結胚移植方法には、初期胚移植・胚盤胞移植・二段階移植の3種類があります。

初期胚(前核期)胚移植=採卵から2~3日培養した分割胚(4分割または8分割)を移植する方法

胚盤胞移植=採卵から5~6日培養した胚盤胞を移植する方法

二段階移植=胚盤胞移植のスケジュールに、初期胚移植を組み合わせた方法。2回胚移植を行う。最初に初期胚を移植し子宮内膜を活性化させ、次に胚盤胞を移植し着床しやすくする方法。

<二段階移植のスケジュール> *うめだファティリティクリニックHPより抜粋

私自身、二段階胚移植は経験はありません。多胎を妊娠するリスクはありますが、初期胚を使うことにより、胚盤胞を着床しやすくする狙いがあるんですね。

妊娠判定日のちがい~初期胚移植と胚盤胞移植~

4分割の胚が胚盤胞になるまでの過程は、下のようになります。

初期胚の4分割胚 ⇒ 1day ⇒ 8分割胚 ⇒ 2day ⇒ 胚盤胞

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これらの培養日数を考慮すると、初期胚と胚盤胞の妊娠判定日は以下のようになります。

<妊娠判定日のめやす> 

・4分割なら、移植日から14日目頃

・8分割なら、移植日から13日目頃

・胚盤胞なら、移植日から11日目頃

妊娠の早期診断は、血液中のhCGを測定し判断する方法が多く用いられます。

hCGは、着床後に胎盤になる部分から分泌するホルモンのため、検出されれば着床が確認できます。

私が通っている浅田レディースクリニックでは、上記と同じ判定日で、尿中hCG検査を行い、そこで陽性が出れば、血液中のhCG値を調べるという流れで行っています。

ただし、PGT-A解析後の胚を移植するスケジュールでは、尿検査はせず、血液中のhCG検査を行い妊娠判定を実施しています。

hCGと妊娠継続率について

補足ですが、妊娠判定でhCG値がどのぐらいなら、妊娠継続できるのでしょうか?

表は、はらメディカルクリニックさんからお借りしたものです。

上で示した妊娠判定日に測定した、hCGの値が100を超えると妊娠(+)と判断されるようです。

過去の私の3回の妊娠(その後流産)のときの、hCGを振り返ってみました。

*1回目の妊娠:9A分割胚移植ー移植から14日目判定ーhCG 387.3

*2回目の妊娠:9Aと8Aの2つの分割胚移植ー移植から13日目判定ーhCG 78.1

*3回目の妊娠:自然妊娠ーおそらく妊娠5週時点でhCG 30.9

私は、染色体の構造異常を持っているので、hCGの値が少ないから妊娠継続できなくて流産する、というよりは、染色体異常により流産してしまうという傾向が強いと思います。

ですが、上の表を見ると、私の2回目と3回目の妊娠は、hCGの値だけ見ても、妊娠継続率がかなり低かったことが分かります。

今まで判定日まで日数のちがいなんて、考えたこともなかったので、受精卵の分割にかかる日数の違いなんだということが分かって、とても興味深かったです。

どなたかの参考になればうれしいです。

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