【体験記②】特発性腎出血手術~病名確定までの道のりと原因~

病気

前回までのあらすじ~特発性腎出血手術体験記①~初期症状から病気判明まで~はこちらから

特発性腎出血~病名確定までの道のり~

行った検査としては

・血液検査
・尿検査(尿沈渣・細菌検査・細胞診)
・エコー検査(腹部)
・CT検査
・造影CT検査
・膀胱鏡検査

膀胱鏡検査について詳しく知りたい方は以下のサイトを参考にしてください。

目で見て明らかに血液が混ざっている尿を肉眼的血尿といいます。ときにピンク色であったり、コーヒーやコーラ色の尿であったりさまざまです。痛みのない肉眼的血尿は膀胱がんや腎盂・尿管がんの特徴的な症状で、膀胱や上部尿路をよく検査する必要があります。

特に肉眼的血尿の場合、特に膀胱の内を内視鏡で観察することにより、小さな膀胱がんを検出てきたり血尿が左右どちら側の腎臓からでているのかを特定できる可能性があります。また、尿の出口から膀胱までの間の尿道、前立腺も観察できるので尿道内や前立腺の異常も検出できることがあります。

痛くない血尿が出た場合は、膀胱鏡検査が必要ですが一昔前は直径6㎜、長さ30㎝位の金属の棒を尿道の出口から挿入する検査で痛い検査でした。きつかわクリニックではオリンパス社製の細径ファイバー軟性膀胱鏡を導入しておりますので、より痛みの少ない検査が可能です。

きつかわクリニックHPより引用

この膀胱鏡検査が、とってもめっちゃ痛かったです‼‼‼
検査を受けたのが、今から8年ほど前で、私の通う病院では、まだ内視鏡ではなく、金属の棒を入れる痛い検査でした。
検査前に、先生から痛い検査だからがんばってねと言われてましたが、実際、検査は痛すぎて、隣にいてくれた看護師さんの手を握りながら泣きました。

現在は、細いチューブの挿入による内視鏡検査なので、かなり痛みは無くなっているのかなと思います。

私の場合、
・肉眼的血尿
・重度貧血
・尿検査では、細菌も異常細胞も検出されず
・エコー検査では、膀胱・腎臓の臓器など異常所見なし、結石なし
・膀胱鏡検査にて、左の膀胱から血尿が出ているが、膀胱の異常はなし。
・造影CT検査より、左腎臓から膀胱への血管の途中が切れていることがわかりました。

これらの結果から、
すぐ手術しましょうとなりました!

特発性腎出血の原因

この特発性腎出血という病気の原因は、よくわかっていないそうです。
特発性というのは、原因不明で発症するという意味らしいです。

ですが、先生とのやり取りの中から、原因の可能性と考えられることは分かってきました。

私の職場では、
・水分補給する時間があまりない
・トイレに行く時間があまりない
・クーラーのききにくい部屋で暑い仕事着を着て作業をしている
など、腎臓に負担のかかる要因がありました。

自分で率先して気を付けて、トイレや水分補給を行っていれば、防げたことだと思います。仕事着ももっと涼しくなるように工夫すればよかったです。
ついつい仕事を優先して、自分の体を気遣えてませんでした。

他にも、ストレスなども原因として考えられていますが、詳しくはわかっていないそうです。

みなさんも、仕事中でもしっかり休憩をとって、水分補給・おトイレ行ってくださいね。

つづく

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