妊娠中期に入って、変化した気持ち

マタニティ

安定期に入って、少しずつですが、やっと、妊娠していることに

自信が持てるようになってきました。

妊娠初期は、まだ妊娠していることに半信半疑だったし、

また流産するかも…と、期待しすぎないように、心にバリアをはっていました。

そうなっていたのは、今までの3回の流産と、わたしの染色体構造異常(相互転座)が大きな理由です。

妊娠初期のころは、毎週のエコー検査のたびに、緊張して手に汗を握っていました。

検査のたびに、「週数通りだね」と言われることに、どんなにホッとしていたか。

流産した3回の妊娠では、赤ちゃんの成長がゆっくりで、‟週数通り”なんて言われたことありませんでした。

今回の妊娠では、この言葉の重さとありがたさを、毎週かみしめて帰ってました。

今まで人生で生きてきて、あんなに緊張した時はなかった気がします。

不妊治療の顕微受精で赤ちゃんを授かること、そして無事出産できることがどんなに難しいことか、分かっている分、不安や心配がすごく大きかったです。

とくにわたしにはハンデが多いので。橋本病とか染色体構造異常とか子宮内膜症とか・・・

そんなわたしの不安なんて関係ないくらい、赤ちゃんはどんどん大きくなり、

1cmが2cmになり、4cm、10cmと成長して、今はもう15cmくらいです。

‟順調ですね”と言ってもらえるのが、今はうれしいです。

少しずつ大きくなるわが子の姿をエコーで見るたびに、感動します。

ピコピコ動く心臓を見るたびに、じんわり胸が温かくなって、「ありがとう。育ってくれて」と思います。

2週や4週おきの検診が終わると、次の検診まで不安が大きかったんですが、(マイナートラブルもあったし)

最近は、不安より、喜びや安心の気持ちの方が増えてきています。

やっと、妊娠していることを心から安心して喜べているような、妊婦の自分に自信が持てるようになってきたような、そんな気持ちです。

大きくなってきたお腹を見て、赤ちゃんをより身近に感じて、前よりもっと愛着がわいてきています。

‟まめちゃん”と名前をつけて、たくさん話しかけて、愛情を伝えています。

不妊治療クリニックを卒業して、総合病院の産婦人科に通い始めたときは、まわりの妊婦さんに勝手に圧倒されていました。

大きなお腹、若い妊婦さん、子連れでの検診…。

みなさんキラキラ輝いていて、自分もその一員になれるのか、順調に妊娠が続くのか、自信が持てなかったからです。

でも、安定期に入り胎動を感じるようになって、お腹に手をあててニコニコして赤ちゃんに話しかけている自分を見て、わたし変わったな~と感じました。

今までの不安や心配から少し開放されて、今お腹にいる赤ちゃんとの未来を見ていることに気づきました。

赤ちゃんが生まれたあとの、楽しいことばかり考えてます。

たまに、死産することや早産になることも考えて落ち込むこともあるけど、赤ちゃんの胎動を感じるたびに、

「ここにいるよ!大丈夫だよ!大きくなってるよ!」と、元気づけてもらってます。

胎動っていう赤ちゃんからの元気な合図をもらって、わたしの初めての妊婦生活は、やっとバラ色なものになってきています。

悲しい結果になることを考えるより、今の楽しい赤ちゃんとの生活を楽しめたらいいかな。

大きな喜びをくれてありがとう?

これからもよろしくね ❗


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