【不妊治療】サプリメントについて

不妊治療

今回は、わたしが今飲んでいるサプリメント(採卵・移植時期)、今まで飲んでいてやめたサプリメントについてまとめてみました

採卵の時期にとっていたサプリメント

<採卵の時期>

・DHEA:卵子の質と成熟を促進させるため。⇒移植時期は服用中止!

・葉酸:胎児の脳や神経の障害を予防するため

DHEA 25mg

海外ではサプリメントとして販売。
国内では医薬品の指定を受けているため、医師の指導の下に服用する必要あり。

浅田レディースクリニックも、米国から輸入したDHEAサプリメントを販売している。

25mg,1日3カプセル(90カプセル入り)で2780円でした。

「DHEAサプリを飲み始めて、採卵でとれる卵の数が増えましたー!」
とSNSでつぶやかれる方がとても多いので、かなり期待していました。

が、わたしの場合はあまり合わなかったのかな。

とくに卵の数は変わりませんでした。

低AMHですしね。減少を食い止めていたんでしょうか。謎。

次回採卵をすることになったとしても、買わないような気がします。

BELTA 葉酸サプリ

妊娠の1か月以上前から、飲んでおいた方がいいと医師から言われ、顕微受精スタート時から飲み続けていた。

定期購読や初回キャンペーンがあり、120粒で、3000~5000円ほどの幅あり。

合成葉酸でなく、酵母葉酸と自然由来のもの。葉酸だけでなく、鉄分、ビタミン、アミノ酸なども含む。

葉酸はまあ常識ですよね。

BELTAのものは、酵母葉酸(モノグルタミン酸葉酸)で、合成されて作られた合成葉酸より、体内にとどまる時間が長く、効率よく摂取するらしいです。

国内生産で無添加なこともありますが、知り合いや友人の間で評判がよかったのが決め手でした。

本格的に体外受精、顕微受精を始めたときから、飲み続けているので、約2~3年飲み続けています。

移植の時期にとっていたサプリメント

<移植の時期>~今現在使用しているもの~

・葉酸(BELTA):採卵時期に引き続き使用。

・ビタミンD:着床率UP、流産防止、着床障害防止(不育症)

・ラクトフェリン:子宮内の細菌叢を整える(善玉菌を増やす)

ビタミンD サプリ

ドラッグストアで800円ほどで購入。

近年、不育症(着床不全)でのエビデンスも出つつあるこのサプリ。

わたしは着床維持、流産防止のために飲み始めました。

ラクトフェリン

楽天で90粒入りを2000円ちょっとで購入。
1日6粒服用となかなか多い。

でもこれの服用でEMMA検査を省けると思いスタートしました。

流産2回目を経験後、移植時には、これらのサプリを試しに飲み始めました。

医師に確認したところ、ビタミンDはエビデンスがあることもありおススメされ、
ラクトフェリンもEMMAやALICE検査をするより、このサプリで十分じゃないかと勧められました。

エビデンスというのは、これです。
「ビタミンDが足りない女性は、足りている女性に比べて、妊娠率と出産率が低く、流産率が高い」ことが、アメリカの研究で明らかになっています。

参考:妊娠前のビタミンD濃度と妊娠率や出産率、流産率についての記事(千葉アンチエイジング研究所より)

まとめると、ビタミンD不足は、以下と関連することが明らかになっています。

<ビタミンD不足によって起こる可能性があること>

・卵の数や質の低下
・妊娠率低下    
・免疫性の不育症  
・妊娠合併症(妊娠中毒症、妊娠糖尿病、低体重児)

これらを見ると、採卵前から飲んでもよかったなと今は思います。

ビタミンDは、採卵時、移植時、妊娠してからも飲んでも大丈夫です。

ラクトフェリンに関しては、子宮内の環境を整えるために飲みました。

着床前診断での正常胚を移植する2か月前に、採卵後の骨盤内膿瘍によって入院し手術を行しました。

その期間に抗生剤を大量に点滴や薬で摂取していたので、子宮内の細菌バランスも崩れてないか心配だったんです。

今まで3回妊娠しているため、子宮環境は悪くないはずと思っており、子宮内膜検査まではせず、移植前からラクトフェリンを飲みました。

試したもののやめたサプリメント

<試したけどやめたサプリメント>

・ビタミンE:子宮内膜を厚くする、血流改善

・PQQ:抗酸化作用、ミトコンドリア新生、神経成長因子の増加
⇒卵巣機能や卵子獲得にも良い影響があるか期待

・マルチビタミン

ビタミンE

移植周期に処方

特に有用性なし。

ビタミンEは、3年前、浅田レディースクリニックに通い始めたときから、移植周期に処方されていたお薬です。

NEソフトカプセルという名前です。

子宮内膜を厚くし、着床率を上げるために使用していたものです。

ですが、1年ほど前に、ビタミンEを摂取した場合としない場合で、特に有用性がなかったことが分かりましたという理由で、中止されました。

特に有用性がない薬も処方していたんだ・・・びっくり。

PQQ

アメリカでは脳機能改善サプリとして注目。(ただし家畜でのデータ)

ヒトにおいてのデータは無し。

PQQに関しては、これから不妊治療の分野で有用性があるかどうか、服用していただき評価をしていくということでした。

ヒトでのデータがない薬なのに、飲んで大丈夫なのかと思い、1週間ほどでやめました。

服用の場合は、採卵前から飲み始めるといいそうです。

無料のサプリといっても、わたしたち患者に服用してもらい効果がどれくらいあるかデータをとるので、クリニックの研究の同意書にサインしました。

すぐやめましたが。

マルチビタミン

ビタミンDもEも葉酸もイノシトールも入っているためとっていました。

ビタミンDと葉酸を個別にとるようになり中止。

マルチビタミンは、ビタミンD、E、葉酸、イノシトールが配合されているので、服用していました。

ですが、それぞれの容量が少ないため、個別に摂取する方へ変更したため中止。

イノシトールは、卵子の質を上げるという目的でとっていましたが、後に、それは多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の患者で効果があると分かったので、当てはまらない私はやめました。

これは、あくまで私が自分の判断で服用しているサプリメントです。

効果は人それぞれです。

ご自分にあったサプリメントをご使用ください。

いや~でもサプリ代、ばかにならない気がする・・・。

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