女性の幸せってなんだろう?

不妊治療

女の幸せってなんだろう。

女性の人生には、たくさんの分岐点がある気がします。

結婚するしない、子どもを作る作らない、仕事を続ける続けない、などなど。

その時そのときで、自分なりに考えて、選択して生きていかなければなりません。

他人の価値観や、世間の固定観念にまどわされず、自分らしく生きることについて考えました。

現代の女性が背負っているもの、見えない重圧

いろいろな重圧のイメージのイラスト

現代の女性は、社会からの求められるものが大きすぎるような気がします。

まず、学校を卒業すると、労働力としてバリバリ働くことを期待され

仕事に慣れてもっとがんばりたい時期になると、結婚や妊娠について考えなければならなくなり、

仕事に没頭していると、彼氏は?結婚は?子どもほしくないの?なんて周囲から聞かれることになります。

良い人とめぐりあって結婚したら次は、子どもは?急がないとできにくくなるよ、なんて重圧がかかってきます。

子どもができたらできたで、仕事を続けるか辞めるか、仕事と子どもと両立できるのか、悩みは尽きません。

社会からは「労働力」を期待され、一方で「少子化解消」の役割も背負わされ、

周囲からは「女の幸せ」が見えない空気でのしかかってくる。

「女性の幸せは、結婚して子どもをつくること」という古い考えや、

「母親なら自分のことよりも、育児や家事を優先すべき」という固定観念、

「これからは女性も仕事を続けて社会で活躍すべき」という勝手な理想像を押し付けられます。

もう無理!ってなっている女性も多いと思います。

男性と同じように働くことを求められ、子どもを産んで子育てもして、家事もしっかりこなして、夫と関係良好で、やっと一人前みたいな空気。

女性に何役やらせる気なのよ、と思います。

がんばったところで、誰もほめてくれないし、お金をもらえるわけじゃない。

今の女性には、こんなにも見えない重圧がのしかかっていることに、改めて気づかされました。

そもそも、仕事をがんばりたい時期と、子どもを産みやすい時期がかぶっている

分かれ道に立つ人のイラスト(女性会社員)

不妊症は、女性の人生においてとても重要な問題です。

年齢が高くなればなるほど、不妊症の確率は高くなります。

若くても、子どもができにくい人もたくさんいます。

問題なのは、20代半ばから後半の、仕事をがんばりたい時期と、妊娠出産がスムーズにできやすい年齢が、ガッチリかぶっていることです。

その後の女性の人生を大きく変えることになります。

最悪、仕事か妊活か、選ばないといけない状況が来るかもしれません。

自分のキャリアをあきらめて、子どもができるまで不妊治療に専念するか、

高度な不妊治療へ進まず、仕事と両立できる範囲で治療をつづけるか。

なぜ女ばっかり、こんな選択を迫られなければいけないの?って思います。

男性も子ども産めればいいのに。

女の幸せ=いろんな生き方でいい、自由でいい

笑顔でキラキラしている女性の顔イラスト

今は、どんどん生活が便利になってきて、進化して、人の生き方も多様化してきています。

時代は変化していっているのに、古い考えや固定観念、価値観を持っている人が多い気がします。

若くして結婚できたからすごいんじゃなく、子どもを何人産み育てたから偉いのではなく、

仕事より家庭を優先しているから大したもの、なんてことは全くありません。

結婚しない選択をしても、やりたい仕事を選んでも、仕事より家庭を優先しても、子どもができないことを受け入れても、みんな、すばらしい生き方だと思います。

それを選んだのは、たくさん悩んで自分なりに決断した結果のはずです。

それに胸を張って生きていいんです。

社会が、周りが、家族が、見えない空気が、あなたを苦しめるかもしれません。

でもあなたは自分を肯定してあげればいいんじゃないかと思います。

自分の幸せは自分で決めるものであって、他人や周りが決めるものではありません。

わたしの幸せは、わたしのものさしで決まるものだから。

自分らしくあればいいんです。

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