こんにちは、daisyです?
今日、日本にファイザー社の新型コロナウイルスワクチンが届きましたね。ニュースはそれ一色だった気がします。
それを受けて、日本でもいよいよワクチン接種の動きが活発化してきました。
接種順は、医療従事者⇒高齢者⇒基礎疾患者⇒一般、となっていますが、妊婦で医療従事者のわたしはどうなるのか、どうするのか悩みどころです。
以前の記事、コロナ禍での妊娠・出産のへの不安～ニュースまとめ～でも触れていますが、世界中でワクチン接種の対象は様々です。
これからどうなっていくんでしょうか?
そんなこんなな今日、職場に新型コロナワクチン接種の意向の確認書が、自治体からFAXで届きました。
希望する医療従事者は名前を書くことになります。
どうする～わたし！
クリニックとしての新型コロナウイルスワクチン接種への意向
わたしの職場は内科クリニックなので、医療従事者の先行接種に該当するそうです。
新型コロナウイルスに感染した患者さんと接する機会はありませんが、無症状の方や風邪症状の方が来院する可能性はあります。
コロナ患者を受け入れている総合病院などよりは遅くなると思いますが、接種時期は高齢者の方や一般の方より早く行われるそうです。
今日、スタッフと院長みんなでミーティングを行って、自治体からや国から添付された文書をよく読みました。
でも、この意向確認書の提出期限が来週の木曜日まで。早すぎる。1週間やん❗
最終的にクリニックとしては、「できるだけ打つ方向で考えていきましょう」となりました。
スタッフの中でも、積極的に打ちたい人と、できればもう少し待って打ちたい人、打ちたくない人と別れてて、みんな迷っていました。
実際、このコロナワクチンを接種して効果はあるのか、まだ分からないことも多いですよね。
・イスラエルでの高齢者層でのワクチン接種の成功例は有名ですが、それが日本人にも当てはまるのか。
・持病を持つ人やアレルギー持ちの人で、副作用がどうでるのか。
・そして妊婦の場合はどうなのか。アメリカではすでに1万人以上の妊婦が受けているそう。
クリニックとしては、医療従事者が、感染を広げる可能性・もらう可能性があるので、出来る限り受ける方が望ましいのではないか、と。
少し前から、わたしの地域の医療機関でも、医療従事者の感染が多くみられるようになって、風評被害が発生していることもあります。
「ワクチン接種をしています」という事実は、通院する患者さんも安心するんじゃないか、ということでした。
新型コロナウイルスに感染することよりも、ワクチン接種の方がリスクが低い。かかってからじゃ遅い。
ですが、ワクチン接種を受ける受けないは、ご家族やご自分でしっかり考えて判断してくださいと言われました。
とりあえず今回は接種希望しておいて、接種直前で意向を変えても大丈夫とのこと。
不安な方は個別に相談を受けるし、受けなかったとしても十分に感染対策に気をつけていってもらえれば大丈夫ですと。
でも、接種時期がいつになるのか、どこで受けるのかなどまだ決まってないので、本当に打つことになるのか未確定ですが、色々考えていきたいと思います。
妊婦は新型コロナウイルスワクチン接種をした方がいいのか、やめた方がいいのか。文献参考
わたし自身、今、妊娠22週の妊婦です。
今日一日で、考えがコロコロ変わっています。
ワクチンを打ったことで、赤ちゃんにもしものことがあったらどうしよう。
9年越しにやっとやっと妊娠継続できているわが子です。
ワクチンを打ったことで流産や早産になった報告があるのも事実です。（アメリカでの事例）
赤ちゃんにどんな影響が出るかも分かりません。安全性が確立していないワクチンです。
「自己責任で打ちます」という内容の同意書を書くので、誰も補償はしてくれません。
日本産婦人科学会・日本産婦人科感染症学会ともに、妊娠12週まではワクチン接種を避けるべきと提言しています。
参考）日本産婦人科感染症学会より「COVID-19 ワクチン接種を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望する⽅へ」
でも妊娠12週以降、打った場合、どうなるか、安全なのかも分かっていません。
でも、もし出産までの間に、コロナに感染してしまったら・・・。
治療薬のアビガンもレムデシベルも使えないし、対症療法（解熱や咳・喉・肺炎への）に使える薬も限られてしまう。
赤ちゃんもだけど、母体もとっても危険になると思います。
●アメリカの報告では、妊娠中の女性がコロナに感染すると、早産と流産のリスクが高くなることが分かっており、妊娠していない女性と比べると妊婦は重篤化や死亡するリスクが2～3倍になることが分かっています。妊婦へのワクチンのリスクについては今現在データはないが、アメリカでは既に1万人以上が接種を終えているため、今後データの蓄積が期待できるとなっています。
参考）JAMA 「COVID-19 Vaccination in Pregnant and Lactating Women」（2021.2.8）
●同じくアメリカの報告では、妊娠後期の妊婦さんがワクチン接種し出産したら、赤ちゃんにコロナの抗体陽性が見られたというものもあります。
参考）medRXiv「Newborn Antibodies to SARS-CoV-2 detected in cord blood after maternal vaccination」
これらを見ると、ワクチンを打った方が、リスクも減るし、赤ちゃんへのメリットもあるかもしれません。
正しい情報のもとで、打たない場合はそのリスクをしっかり理解して、打つ場合は勇気と覚悟が必要だなと思います。
SNSなどで見ていると、つぶやいている多くの妊婦さんで医療従事者の方は、優先接種は打たないと書いています。
わたしも正直、今は同じ意見です。
まずは、アメリカの妊婦さんのデータが出るまで待ちたいし、日本での優先接種の方の動向を見てから決めたい。
赤ちゃんがなるべくお腹の中で育ってから打ちたい。
ていうか、コロナにも感染したくないし、ワクチンも打ちたくないのが本音。
勤務するクリニックには、とりあえず希望すると名前は書くけど、ワクチン打つ直前にキャンセルする可能性ありますと伝えようかなと考えています。
どうにか、出産予定の6月まで、何事もなく迎えられることを祈るのみです✨
妊婦への新型コロナウイルスワクチン接種に関する方針
【妊婦への新型コロナウイルスワクチン接種に関する方針】
＊CDC（アメリカ疾病対策予防センター）：接種対象から除外すべきではない
＊WHO（世界保健機関）：接種した方がリスクが高いという明確な根拠はなく、曝露ハイリスク群は相談の上接種可能
＊日本産婦人科学会：ワクチン接種対象から除外することはしないが、器官形成期（12週まで）は避ける
（2/12現在）
WHOの見解では、曝露ハイリスク群（つまり医療従事者）以外は、接種はすすめてないということなのかなあ。
でも、リスクよりベネフィットの方が高いという方向へ傾きつつある感じですね。
こんなにかわいいわが子を失いたくない?
ただただ無事に出産できて会える日を待つだけです☘
それまでがんばって大きくなってね?
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