わたしは、3つのクリニックで不妊治療を行っていました。
タイミング法をしていたころの領収書などは保存していなかったので、
2つめのクリニックでの人工受精・顕微受精の費用、3つめのクリニックでの顕微受精・着床前診断などの費用になります。
概算での計算になります。ご参考までに。
2施設目での人工受精・顕微受精にかかったお金
<不妊治療代>
・初診時の検査代(夫婦):2万7000円
・人工受精2周期分の治療代:13万2000円
・顕微受精2周期分(無麻酔採卵+融解胚移植)の治療代:84万5000円
合計:100万4000円
<補助金など>
・夫の会社からの補助金:5万円
実質支払ったお金:95万4000円。ほぼ百万円!
この時は、フルタイム勤務だったので、市の助成金が受けられず、お給料を横流し状態でした。
確定申告もやっておけばよかったと後悔しています。
3施設目での顕微受精・着床前診断などにかかったお金
1年目(2018年度)
<不妊治療代>
・初診時検査+顕微受精(採卵3回+凍結胚移植2回)=124万9013円
・夫の検査代:1万5552円
・1度の流産手術:2万1390円
・通院費(交通費):4万5600円
合計133万1555円
<補助金など>
・助成金:30万円
・夫の会社からの補助金:5万円
・流産手術に対する私の保険金補填:20万円
・確定申告により還付された税金:14万8379円
合計:69万8379円
実質支払ったお金(2018年):63万3176円
この年からは、フル勤務を退職した後なので助成金を受けることができました。
ですが、なぜか1年に1回しか申請できないと思い込んでたので、30万円分しか受け取ってませんでした。
2年目(2019年度)
<不妊治療代>
・顕微受精(採卵2回+凍結胚移植5回)代
・絨毛染色体検査+夫婦の染色体検査
・遺伝子カウンセリング1回費用
・通院費(交通費)
・2回の流産手術費用
これらの合計=172万9087円
<補助金など>
・助成金:37万5000円
・夫の会社からの補助金:20万円
・流産手術に対する私の保険金補填:40万円
・確定申告により還付された金額:20万5488円
合計:118万488円
実質支払ったお金(2019年度):54万8599円
悲しいかな、2回の流産での保険金が家計を救ってくれた形になっています。
夫の会社の不妊治療助成制度があったことにも助けられました。
市の助成金にも感謝です。
3年目(2020年度)
<不妊治療代>
・顕微受精(採卵2回+移植1回)
・着床前診断(PGT-SR)関連費用(培養費、4つの胚の解析代、再凍結代など)
・遺伝子カウンセリング1回
合計:147万0074円
<入院費>
採卵後の骨盤内感染で入院したときの差額ベッド代
・9万3000円
自費診療代の合計:156万3074円
<補助金など>*申請予定含む
・助成金:15万円
・入院/手術による保険金補填:54万円
・確定申告により還付見込み金額:約20万円(予想金額です)
合計:71万円
実質支払ったお金:85万3074円(予想)
3年間の浅田レディースクリニックでの不妊治療に実質かかったお金は、
203万4849円!
人工受精から着床前診断までかかった費用合計は
298万8849円でした!
やば~い!!やばいどころじゃない泣
しかも最初のタイミング法をやってた1年間の治療費を足すと、320万くらいいくかも。。
は~改めて不妊治療って課金料すごすぎる。
改めて、自分の不妊というものにこんなにお金がかかっていたのか、
子どもを授かるために、わたしはこんなにもお金を払っていたのか、と現実をつきつけられました。
そして、助成金と保険のありがたみをすごく感じました。
流産や入院により、はからずも負担が軽くなっていて、悲しい反面、うるおいました。
助成金についてですが、夫婦の所得が750万円以上の場合は、市・県の助成金が受け取れません(対象外)。
来年度から所得制限撤廃と政府の法案で決まりましたが、ようやくですね。
夫婦共働きの方は、ほとんど自分のお給料を不妊治療につぎこんでる感じですよね。
子どもをさずかって、生まれてからもお金がかかるのに、授かるまでにこんなにお金がかかってるなんて。
わたしの場合、治療費代は自分の貯金からほとんどまかなっていましたが、夫にもたくさん助けてもらいました。
改めて、夫に感謝です。
9年という長い間、不妊治療をがんばらせてくれてありがとう。
これからも経済面と精神面でよろしくね。
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