今、妊娠14週で、もう少しで安定期に入るんですが、妊娠初期から、時々わけもなくイライラしたり、涙もろくなったりしています?
朝起きてすぐイライラして夫にあたったり、予定を思うようにこなせず自分にイライラしたり?
テレビやSNSを見て、ちょっとしたことに異常に感動して涙が止まらなかったり。
情緒不安定な時がちょこちょこやってきます。
不妊治療中もこんな時はよくあったんですが、妊娠すると、穏やかで幸せな精神状態になるのかと思ったらそうでもなかった?
妊娠中のイライラの原因について、ちょっと調べてみました。
女性ホルモンのバランスのせいでイライラ
妊娠すると、女性ホルモンのバランスが乱れるので、イライラしやすくなります。
通常は、主に「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類の女性ホルモンが、交互に分泌が増えたり減ったりして、生理を起こし、女性の体に作用しています。
妊娠すると生理の時と異なり、ホルモンバランスが変わり、2つのホルモンが増え続けます。
特にプロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンは、妊娠初期では通常の100倍にもなっています。
このプロゲステロンは、妊娠の維持に働き、母体と赤ちゃんに大事な役割を果たしますが、イライラをおこしやすい、感情のコントロールがしにくい、情緒不安定をひきおこすホルモンでもあります。
参考)HiRoクリニックHP記事より
なるほど。
このプロゲステロンというホルモンがたくさん分泌されているから、妊娠中もイライラするんですね。
感情のコントロールも難しいんだ。
このホルモンのせいだ!って開き直るわけじゃないけど、生理前と同じように、”ホルモンのせいで怒りっぽくなってるから”、って言い訳にしてもいいってことですよね?
よかったよかった。
これからイライラした時は、ホルモンの関係でしょうがないよって、一呼吸おいて、自分にも周りの人にも優しく接しようと思います。
妊娠初期のストレスは、赤ちゃんにも影響する?
人はストレスを感じると体内にアドレナリンが分泌されます。
アドレナリンは、人の体を危険から守ろうとするので、心臓や手足、脳へ多く血液を送るため、妊婦さんの場合は、子宮に届く血液量が減り、胎児の発育に悪影響が出る可能性があります。
そして、体はストレスを感じると血流が悪くなるだけではなく、ストレスホルモンを分泌します。
コルチゾールと呼ばれるホルモンで、妊婦さんが慢性的にストレスを感じていると、このホルモンが多く分泌され、胎児の胎動や心拍を減らしてしまうことがあります。
妊娠中期以降であれば、コルチゾールは胎盤でブロックされて胎児まで届くことがありません。
しかし妊娠初期だと胎児まで届いてしまうので、悪影響を与える可能性があります。
神経系の発達に影響を与え、生まれてきた赤ちゃんが情緒不安定やうつ、ADHD(注意欠陥障害)になる場合もあります。
参考)知っておきたい妊娠と出産のこと 記事はこちら
こわいですね。
妊婦さんの中には、バリバリ仕事をしていたり、ストレスのかかる環境の中にいる方も多いと思います。
なるべくストレスを避けて、自分にごほうびをあげながら、体をいたわってほしいなと思います?
感情が不安定になる理由を考えてみる
わたしの場合、妊娠によって、ホルモンのバランスが崩れて、イライラしたり、不安になったり、涙もろくなったりするのもあてはまりますが、
妊娠や出産、産後についての不安によって、心が不安定になっているのもあります。
夫にあたってしまったときのことを振り返ると、
・つわりでしんどいとき、気持ちを分かってもらえなかった
・体調不良で思うようにこなせない自分にイライラして、夫にあたった
・新型コロナの感染で、出産に不安になっていた
・産後、夫の協力がちゃんと得られるか不安になった
・産後のイメージをもっと具体的に共有したかった
などなど、そのときは感情的になって怒ってしまったけど、根底には、いろんな不安や葛藤があったんだなと思いました。
初めての妊娠生活、流産への不安、妊娠すると変化する体や体調、つわりや便秘や貧血、コロナ禍での出産になること、赤ちゃんが無事に育ってくれるか、赤ちゃんに異常がないかの不安、出産への不安…。
思ったより、不安でいっぱいなんだな。わたし?
頼れるのは夫なんだから、やっぱり一緒に真剣に考えてくれてないと、不安は消えないし、イライラしちゃうのは納得です。
こうして文字に起こしていると、改めて自分の気持ちが見えてきますね。
今14週でつわりから解放され始めて、妊婦生活にも少しずつ慣れてきたところだけど、こんな気持ちだったんだなあ。
日々のイライラや涙もろさには、こんな不安な心が現れていたんですね。
お母さんとして少しずつ成長していけてるかな。
色んなことと向き合って、一つ一つのりこえていきたいなと思います?
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