不妊治療での凍結胚の更新期限がやってきた

マタニティ

こんにちは、daisyです?

不妊治療中に通っていた、浅田レディースクリニック名古屋から、凍結胚の更新時期のお知らせメールが届きました。

わたしは長い間不妊治療やっていて、体外受精や顕微受精によって妊娠できました。
治療歴は過去の不妊治療記事からご覧ください。

その治療の途中でできた、受精卵を凍結してありました。

「え、移植できる胚って残ってたっけ?」と思いながら、過去の治療ファイルと、アプリに記載されている胚について確認。

着床前診断(PGT-A)を実施したときに、移植不適と判定された3つの胚が残っていました。

そうだった・・・?

採卵4回分でようやくたまった4つの胚盤胞の着床前診断を行うと、正常胚が1つしかないことが判明して、残り3つは、「異数体」や「染色体構造異常」の胚だったんだ。

でも、そのたった1つの正常胚が、今妊娠8か月後半まで育ってくれてます✨

今お腹にいる赤ちゃんに感謝しつつ、残りの移植不適の胚たちとは、お別れをすることにしました。

でも、凍結保存はしていたけど、学会で移植に適さないと判定された胚だったから、もう廃棄するしか選択肢はありません。

廃棄っていう言葉は、正直、命の選別ととらえる方もいるかもしれません。

とてもデリケートな部分です。

しかし、わたしみたいな、染色体に構造異常をもっている人は、流産を繰り返すこと、出産につながらない胚移植を繰り返してしまうことが多々あり、できることなら成功しない移植はしたくないのが本音でした。

わたしも実際に3度の流産を経験しています。

今までは受精卵(胚)の判別(正常か異常か)なんてできませんでしたが、ちょうど着床前診断(PGT-A)の臨床研究に参加できてよかった。

あと1年、2年遅かったら、メンタル的にも金銭的にも卵の質的にも、妊娠できなかっただろうなと感じます。

着床・妊娠・出産できない胚を移植しないで済んだことは、わたしにとっては妊娠への近道だったと思っています。

今日は、久しぶりに不妊治療クリニックに電話して、あのちょっとピリッとした受付対応を耳にして、治療をがんばっていたころを思い出しました。

わたしの場合、もうこの妊娠がダメだったら不妊治療再開はないかなと考えています。

しないというよりできないかな。

染色体構造異常もあるし、年齢的にも、卵の数も質も低下するだろうし、金銭的にも負担が大きい。

何よりメンタルを保つのが難しいのと、遠方まで通う体力がない気がする。

努力と結果が結びつかないのが、不妊治療。

社会や周りの環境も、まだまだ理解や配慮が足りない状況です。

制度や仕組みが改善されて、妊娠・出産へ少しでも近道できるような形になればいいなと思っています。

毎日、元気に動いてくれてありがとう✨

流産した子たちの分も、お別れする胚たちの分もこめて、たくさんたくさん愛するからね。

だから元気に生まれてきてね??

会える日を心から楽しみにしてるよ?

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