海外(インド・デリー)での暮らし

日々の暮らし

2016~2018年の2年間、夫の仕事の関係で、インドのデリーで暮らしていました。

行くまでは、不安で胃炎になったりしましたが、行ってからは、思ったより楽しいインドライフを満喫できたと思います。

文化が全く異なるため、最初はとまどうこともたくさんありましたが、周りの方との良いご縁もあり、たくさんの思い出ができました。

そんなインドライフでの面白いことや、衝撃的だったことなどを、書き記しておこうと思います。

日々のお買い物

お野菜編

日々の食料の買い出しには、よくマーケット(お店がたくさん連なっている商店街みたいな感じ)に行っていました。マーケットは、小さい規模から大きな規模まで、各エリアにありました。私がよく行っていたのは、中央卸売場みたいな、デリーで一番大きなマーケット(INA market)でした。

これは野菜を売っているお店です。

トマトなんて一個10円くらいだったし、手提げの袋いっぱいに野菜を買っても200円くらい。食料品や日用品はとっても安くて、お財布にやさしい国でした。日本に帰って、スーパーで野菜の値段を見たとき、高っ!ってなりました。

これは、リヤカーでの野菜販売です。うちの前まで、毎朝売りに来てくれます。ちょっと足りないときなどに、よく買っていました。

インドの野菜は、農薬がついているため、洗剤などで洗う必要があります。マーケットやスーパーで買った後は、すべてこの洗剤で洗って、調理していました。日本で売られている、「ホタテの力」もおススメです。

鶏肉編~その場でさばくスタイル~

これは鶏肉屋さんなんですが、インドでは、鶏肉が主に食べられています。宗教上、ヒンズー教の人は牛を食べないし、イスラム教の人は豚を食べません。なので、豚やラム(羊)などの売り場は、一番奥にあり、食べない人へ配慮されています。

このお店では、生きた鶏がゲージに入れられていて、自分が選んだ鶏を、目の前でさばいてくれるスタイルです。それが苦手な方は、すでにさばかれた鶏肉をまるごと買う感じです。

最初は衝撃を受けた光景でしたが、回数を重ねると、慣れるものです。元気そうな子を選んで、さばいてもらったこともあります。新鮮なので、とてもおいしかったです。

ただ売り場は、生臭いにおいがするので、慣れない方はハンカチが必要です。

お魚編

魚は川魚が主なんですが、臭くてとてもじゃないけど食べれないレベルです。

私が行ってた頃は、まだ流通がそこまで発達していなかったので、インド南部の海で取れた新鮮な海のお魚は、北部のデリーまでは届いていませんでした。

エビは種類も豊富で、おいしかったです。

高級スーパー

デリーには、高級スーパー(モールみたいなでっかいきれいなスーパー)もありますが、私の住むエリアからは遠くて、普段使いには不便でした。月に一回行ったときは、たくさん買い込んで帰っていました。

お客さんで多いのは、高級インド人マダムや外国人です。

お酒編

インドでは、KINGFISHERというビールが代表的で、ラガービールですっきり飲みやすいです。あと、BIRAは、白ビールとラガービールの2種類あり、これもおいしいです。

お酒を売っているお店は、少し奥まった場所にあったり、売り場自体が、お店の奥の方にあったりします。宗教上の理由からか、あまり人目につかないところにあります。

インドでは、嗜好品やぜいたく品などの商品は、値段も高め、税率も高めになっています。やはり、富裕層や外国人がターゲットだからでしょうか。

インドでの日々の買い物について、まとめてみました。

観光で行くような場所とは全く違う雰囲気だと思います。最初初めて入ったときは、びっくりして衝撃を受けましたが、刺激に慣れてくると、案外日常的に通えました。

今では遠い昔のようで、ほんとに海外生活をやってたかどうかもおぼろげなんですが、

文化がまったく違う場所で、色んなものに触れ、色んな人と話し、充実した日々を過ごしていたことを懐かしく思います。

みなさんも旅の思い出を振り返ってみると、楽しいかもしれません。おすすめです。

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